神前挙式のご案内
厳粛な雰囲気の中で、日本古来の伝統美に包まれながら、朱の台傘(だいがさ)に花嫁衣装着て、参道をゆっくりと参進(さんしん)すると、まず鎮守の緑が、お二人の門出を祝福致します。
当日のスケジュール
- 社務所集合(開式1時間から30分前)祭儀打合せ
- 開式15分前、社務所玄関前列立(整列)、 参進
- 拝殿参入
- 着席、開式
- 修祓(おはらい)
- 献饌
- 祝詞奏上(のりと)
- 誓杯の儀(三三九度の杯事)
- 誓詞奏上(ちかいのことば)
- 指輪交換の儀
- 新郎新婦玉串奉典
- 親族盃の儀
- 仲人玉串奉奠(両家代表)参列者列拝
- 撤饌
- 親族紹介
- 斎主挨拶
- 閉式(社殿前で記念撮影可)、退下
挙式の方は、当日挙式の約1時間から30分前までに社務所にご集合下さい。なお、新婦様で当神社でお支度をされる方は、挙式の2〜3時間前にご来社下さい。挙式時間の10分前に社務所前で整列し、並んで本殿へ向かいます。
結婚式の時間
結婚式の人数
結婚式の準備
- 挙式料・・・料金についてはお問合せください。
- 指輪・・・結婚式で指輪の交換をされる方は、当日結婚指輪をご持参下さい。
- 衣裳、写真・・・婚礼衣裳、記念写真やDVD撮影などは承っておりません。
結婚式のリハーサル
挙式1週間前までに神社で打ち合わせを行います。詳細は、打ち合わせの際にご説明いたします。
結婚記念日
夫婦ともどもに健康で仲睦まじく過ごせたことを神様に感謝し、心を新たにして、これからも二人でカを合わせて良い家庭を築いてゆくことを誓い、お祝いする機会です。ご家族で神社に参拝いたしましょう。
満1年 | 紙婚式 |
満5年 | 木婚式 |
満10年 | 錫婚式 |
満15年 | 水晶婚式 |
満20年 | 陶器婚式 |
満25年 | 銀婚式 |
満50年 | 金婚式 |
満75年 | 金剛石婚式 |
結婚式の歴史
1900年(明治33)5月10日に皇室御婚令が発布され、皇太子(後の大正天皇)の御婚儀が初めて宮中賢所大前で行われた。それを受けて国民の間に同じような神前での結婚式を挙げたいという気運が高まり、東京の神宮奉賛会(現在の東京大神宮)が皇室の婚儀を参考に民間での神前の結婚式を創設し、翌明治34年3月3日に模擬結婚式を開催し、以降、改良や普及活動を行った。今日「神前式」として行われているものは、この神宮奉賛会が創設したものが元になっている。具体的な式順としては巫女の先導で新郎新婦、媒酌人、新郎両親、新婦両親、新郎親族、新婦親族の順に入場し、最後に斎主が入場。典儀と呼ばれる司会進行役(巫女が行う場合もある)が式の始まりを宣言、斎主の拝礼に合わせ一堂が起立して神前に礼。祓を行う為、斎主が幣を用いて穢れを祓う。一堂は起立したまま軽く頭を下げ、これを受ける。斎主が神前で二人の結婚をその神社に鎮座する神と氏神、そして祖先神に報告する祝詞を奏上し、神の加護を願う。一堂は起立して頭を下げる。三々九度の杯を交わす。一の杯においては、まず新郎が杯を受け、次に新婦、また新郎となる。二の杯では、まず新婦、次に新郎、また新婦。三の杯は一の杯に同じ。一二三の三度の杯を三回ずつ受けるので3×3=9ということで三々九度が成立する。ただ現在は新郎新婦の時間的な制約があるため以下のような略式を用いる神社も多い。一の杯を受け、次に新婦がその杯を飲み干す。二の杯は新婦から新郎の順、三の杯は新郎から新婦の順で、どの杯も必ず三口で飲み干す。新郎新婦が神前に進み出て誓いの言葉を読み上げる。新郎が本文を読み、自分の名前の部分は新郎・新婦がそろって読む。玉串を神前に捧げ「二拝二柏手一拝」の順で拝礼し、席に下がるときはお互いに背を向けないように内回りで体の向きを変える。これは神に対してなるべく自分のお尻を向けない為である。新郎新婦に続いて媒酌人、親族代表が玉串を捧げる。両家が親族となった誓いを交わす。両家の親族、新郎新婦、媒酌人が杯を戴く。斎主が式を無事終わらせたことを神に報告し、一拝。一堂は起立して拝礼。その後斎主がお祝いの挨拶をし、一堂で拝礼。斎主退場の後、新郎新婦、媒酌人、親族の順に退場。式の後披露宴に移る。
(Wikipedia「結婚式」より引用)