神楽面を3Dプリンターで復元!? その壱

お神楽の面。

ほとんどのものが木彫りだと思います

色も剥げて 中には割れているお面もあるでしょう。

しかし歴史があるお面は捨てることはあり得ない

作り直すこともできるが高額でかつ元通りにはならないでしょう

そこで禊会の会員と話している中で思いついたのが、3Dプリンターで作れれば、元のお面を保存できるし、破損して欠けているお面も 欠けをなくした状態で印刷すれば元通りになるのではないか。また安価でお面が作れると様々な神楽の振興につながるのではないかと考えました。

禊会の志水氏のご協力のもと現在、道南の神社さんのお面をお借りして製作していただいております。

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現物がこれです

 

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現物をスキャンして 印刷中

 

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できたのがこれ

まったく現物と一緒です。すごい!!!

 

現在は素材など試験的に作製してますが、これができればかなり神楽会のお役に立てるのではないかと思っております。

 

今後は研磨と彩色の作業が残っています。課題がありますが完成が楽しみです。

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令和元年度 北海道地区神道行法錬成研修会が利尻島で開催

去る9月11日~13日まで 利尻島に行ってまいりました。

令和元年度 北海道地区神道行法錬成研修会 が開催されました。

研修会場は北見富士神社社務所にて行われました。

本年、北見富士神社は120周年の奉祝の年であり、大変忙しい中受け入れていただきました。

神道行法錬成研修会とは、鎮魂といった神道行法を実践する研修会の事で、年一回、1泊2日

の日程で開催されており、毎年この研修会に出席させて頂いております。

現在は、4人いる講師の一人として参加させていただいております。(道神社庁 神道行法錬成行事 助彦)

今回はじめて利尻島に行くことができましたが、雄大な利尻山やきれいな海、豊富な海の幸など一気に利尻ファンになりました。

常磐井宮司様を始め奥様、神社役員の皆様のおもてなしが大変有り難く、感謝しております。

 

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天候に恵まれ3回の禊も無事終えることができました。

旭川神社むすひ会(禊会)の会員も一人参加してくれました。

来年はどこの神社で開催されるのでしょうか

 

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北海道でも天下大祓を斎行。

去る令和元年8月30日正午より北海道神宮頓宮に於いて北海道神道青年協議会が主催となり

会員、一般の皆様あわせて約200名御参列の下、天下大祓を執行致しました。

11月14日、15日に天皇陛下御一代一度の重儀である大嘗祭が斎行されます。

その大嘗祭に先立ち、全国の青年神職の会である神道青年全国協議会が企画し、全国の青年神職が心を

一つに同日同時刻に一斉に国土国民をお祓いしようと今回執行いたしました。

大嘗祭が恙なく執り行われ、また大御代の弥栄を御祈念申し上げます。

 

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令和最初の旭川神社例大祭を斎行!!

去る8月14日15日16日 神社で一番大きな行事である、年に一度の例大祭が斎行されました。
本年は御鎮座(神様がこの地にお鎮まりになる)127年。127回目のお祭り。

今年はおかげさまで三日間、雨は降りませんでした!!

14日は午後6時より宵宮祭を斎行。御神輿に御霊代を奉載し、屯田みこし保存会が中心となって近隣の神輿会が参加し東本町を練り歩きました。元気に子供みこしと舞姫のお神楽が奉納されました。

今回の屯田みこし渡御は、はじめて動物園通りを一部通行止めにして実施しました。地域の皆さんのご理解とご協力により無事安全に行うことができました。

翌15日は早朝本祭を斎行し、お伴する祭典正副委員長をはじめ各地域の神社委員さんが装束を来て神幸式(氏子地域を神輿行列でまわる 本年は東旭川中央本町をまわりました)に出発。車列19台での行列となりました。
14カ所の御旅所をまわり午後4時すぎに神社に到着。奉載した御霊代を本殿にお遷ししました。
日中境内では神楽殿にて呈茶席(お抹茶の)が設けられ、天候に恵まれたこともあり、多くの参拝者が訪れました。

16日は後日祭を斎行。旭川中学校体育館では恒例の「第47回祭典奉納少年剣道大会」が行われました。夜は神々の森コンサートを開演。

夜は雨が降るという予報でしたので、念のため旭川中学校体育館での開催となりました。

コンサートでは旭川神社橘会の三条神楽の奉納、福本ゆめ氏の二胡演奏の奉納、そして 旭川中学校吹奏楽部の皆さんの演奏を行いました。

この例大祭に御奉賛、御奉仕頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

 

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顕勲神社英霊祭を斎行

順番が前後します。。。

去る7月4日、5日の日程で東旭川出身英霊(戦没者)413柱がまつられる顕勲神社英霊祭を斎行。
当日は奉賛会役員、御遺族をはじめ地域の公職者 神社委員、一般参列者が参列する中、厳粛に斎行されました。

天気予報は雨の予報で心配されましたが、何とか持ちこたえました。
祭儀では各家の英霊の氏名が書かれた手向け御幣を慰霊と感謝の祈りを込めて焚き上げ、御霊の御安鎮をお祈りいたしました。
顕勲神社英霊祭に御奉賛いただいた地域の皆様に厚く御礼申し上げます。

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神社巡拝家の佐々木優太さんが参拝されました

去る6月13日 神社巡拝家の佐々木優太さんが旭川神社を参拝されました。

登別の刈田神社の大西禰宜さんの紹介でお越しになり、全国の神社を巡拝し、可能であれば動画を撮影し紹介しているということで、今回当社でも撮影しYOUTUBEに配信していただきました。

良き縁をいただきました。楽しくお話ができました!

 

少し恥ずかしいですが、前中後と3つの動画に編集されてますのでご覧下さい。

最初に言っておきます。

少し滑舌が悪いのと「いわゆる」が口癖です。笑

 

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令和元年の旭川神社エール、無事盛大に開催!

去る7月14日、15日の2日間 今年で4回目となる「旭川神社エール」を開催しました。

出店数50店舗が参加する中、記念館では館内無料開放、屯田兵屋での紙芝居、ステージイベントでは幼稚園の園児や旭川小中学校の吹奏楽部の演奏、キッズダンス、バンド、ギターなど様々なジャンルの演奏が行われました。特に今回は伝統芸能に焦点を当て、地元東旭川町豊田地区で活動される「豊田獅子舞組」の獅子舞と上川管内の青年神職有志で構成される「大雪神楽会」の松前神楽が披露されました。

昨年から行っている「浴衣で参拝」、「神社参拝ツアー ~神社のことを学ぼう~」は引き続き行い、それに加えて当実行委員長の芭弥汰句氏による「神話に学ぶ 大和の心」と題して講話を行いました。

まず「浴衣で参拝」は最近、浴衣などの着物を着る人が減ってきたと感じていましたので、浴衣を着る機会を作りたいという目的で企画しました。浴衣を着てきた方には記念品と風鈴にかける短冊に願い事や絵を描いてもらい、奉納していただきました。

また神話についての講話、神社参拝ツアーは、大変好評で一日1回ですが、50人以上ずつ計100名以上の参加がありました。昨年に比べて大きく増加したことはありがたいことだと思っております。初日、午前9時半 イベントをスタートするにあたり、出店者が揃って神社社殿にて正式参拝を行い、10時の花火が合図でスタート。

本イベントを始めて4回目となりますが、初めて両日ともに雨に当たることなく終えることができ、大変多くの来場者が訪れ、二日間で約9000名が来場しました。

北海道新聞夕刊

みんなが笑顔になれる素晴らしいイベントとなりました。
来年も行いたいと思います。

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令和元年 夏越の大祓式を斎行!

6月30日 夏越の大祓、茅の輪くぐり神事を斎行。

晴天の中、午後2時より境内祓所(はらいしょ)にて大祓式を斎行。

当日は天候が良く、日曜日ということで、約200名と大変多くの参拝者が訪れました。

 

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参拝者は形代(人の形をした紙、お祓いの道具)、切麻にてお祓いをしました。

その後、前日に奉製し補設した茅の輪を和歌を詠みながら三度くぐり、神社を参拝いたしました。

大祓式に参拝された皆様には茅の輪の御守をお渡しし、一年間玄関におまつりいただきます。

またお供えのお下がりとして 夏越の塩飴と旭川食糧(株)様より御奉納いただきました「夏越ごはん用 雑穀米」をお渡ししました。

この暑い夏を元気に過ごせるよう御祈念いたしました。

今年も七月五日まで設置しております。 参拝の際は茅の輪をおくぐり下さい

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夏越 雑穀米をご奉納戴きました!!

昨年より、旭川食糧(株)様より 「夏越ごはん用 雑穀米」を奉納戴いております。

本年も70食ほど戴きました。

旭川食糧(株)の小谷様、誠にありがとうございました!!!!

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6月30日午後2時より斎行される「夏越の大祓」または7月14日15日に行われる「旭川神社

エール」にてお下がりとしてお渡しいたします。

是非、御参拝下さい。

 

夏越の大祓では参加者一件に1体、玄関にお飾りする「茅の輪御守」をお渡ししております。

この祭儀に参列された方のみとなります。

御供は任意となっております。1000円以上御供えされた方にはお下がりをお渡ししております。

当日は受付が混雑する予定ですので、早めにお越し下さい!!

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樺太神社祭慰霊祭を斎行

去る6月19日~22日まで樺太豊原(ユジノサハリンスク)にて樺太神社祭慰霊祭を斎行しました。

樺太への渡航は今回で3回目。

本年も樺太豊原会(出口会長)と共に参加しました。

樺太神社は樺太豊原市にあった神社であり、社格は官幣大社(明治43年列社)。樺太の総鎮守・総氏神とされたお宮です。他にも樺太には多くの神社が点在 鎮座されていました。

その数は大小あわせて277社。

ほとんどがソ連軍による占領に伴い、廃止されました。

神社の基礎が残っているところもあれば、宝物殿、狛犬の台、鳥居等が残っているところもありますが、ほとんどが跡形もない状態です。

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今回は樺太神社につながる豊原公園(現在はガガーリン公園)内で祭儀を斎行しました。

またあわせて慰霊祭を斎行。

当時、南樺太には40万人以上の日本の民間人が居住しており、ソ連軍侵攻後に北海道方面への緊急疎開

が行われました。自力脱出者を含めて10万人が島外避難に成功しましたが、緊急疎開船3隻がソ連軍に攻

撃されて約1,700名が死亡しました(三船殉難事件)。陸上でもソ連軍の無差別攻撃がしばしば行われ、約

2,000人の民間人が死亡しました。

その御霊の御安鎮も併せてお祈りしました。

今回も在ユジノサハリンスク総領事様を始め、現地の日本人会会長様、道庁関係者、元島民である樺太豊原会会員が参列する中、無事斎行いたしました。

今回は祭儀にはご奉仕せず、道神青協会長として参列し、斎主は元大泊鎮座の亜庭神社社掌をご奉仕していた方の孫にあたる和寒神社吉田宮司様が斎行いたしました。他に祭員が一人、典儀が一人、計3人でのご奉仕となりました。

天候にも恵まれ、厳粛に斎行されました。

 

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