神社本殿御扉の錺金具をつけました。
伊勢神宮の御用材が見事に甦り、美しい白木の御扉となりました。
大神様の御神徳が益々発揚されますよう御祈念いたします。
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本殿外陣 内陣(神様がおまつりされているところ)の御扉を
伊勢神宮の撤却材にて改修工事を行っております。
御扉の錺(かざり)金具はまだつけてはおりませんが、
無事新たな白木の御扉がつきました。
写真:手水を済ませ 神社に向かう宮司
工事中は神社社殿内に仮の御神座を設けて 2日間御遷り頂いておりましたが、
本日午後8時 浄暗の中、無事もとの御神座(内陣)にお戻りおまつりいたしました。
一切失敗は許されない重儀ですので、大変緊張いたしましたが、無事御奉仕することが出来ました。
一生の中でなかなか奉仕することが出来ないことですので、大変貴重な経験となりました。
今後は、錺金具をつける工事を進めていく予定です。
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この度 上川神道青年会(北海道上川管内の青年神職の会)は「日本の年中行事」の動画を企画、製作し
TYOUTUBE(動画サイト)上にアップしました。
是非ご覧下さい
古来、日本人は次の世代へと日本の心を養う年中行事を代々伝え行われてきました。
近年 核家族化が進み、世代間の交流または伝統の継承が希薄になっています。
何もかもが近代化し、便利な世の中になっていることはいいことですが、
様々な年中行事を代々伝え行われる事により、人を思いやる心家族を想う心など、
日本人のアイデンティティつまり日本人の”心”を
養ってきました。
そして四季折々の恵みを味わったり、節目節目に家族の祈りや想いにふれて心が豊かになります。
是非 年中行事を家族で楽しみながら、伝統ある日本の心にふれてください。
先日ご報告申し上げましたとおり、伊勢神宮撤却材拝領の旅に行って参りました。
平成25年 第62回伊勢神宮式年遷宮にて撤下された撤却材を頂くため、禰宜他氏子総代8名が
旭川よりマイクロバスにて苫小牧よりフェリーにて伊勢神宮 山田工作場に向かいました。
この度、伊勢神宮より『皇大神宮(内宮) 外玉垣北御門の扉』 と 『所管社 佐美長神社玉垣御門の
扉』を拝領(目上の人から物をいただくこと)致しました。
大変有難いことであり、この扉は旭川神社の本殿外陣、内陣(神様が鎮まるところ)の御扉として使わせてい
ただきます。
旭川神社の御祭神は天照大神と木花咲耶姫命です。
明治32年 御祭神の天照大神を正式に天照皇大神宮(伊勢神宮)より奉斎することになり、屯田第3中隊長
菊池直人大尉が伊勢神宮に参拝。屯田開拓の事情を述べて御分霊 奉斎を懇願しました。このときは御分
霊の奉斎は一切許されぬというときでありましたが、我が国北辺の防衛と北海道開拓の重責を担って酷寒
の地で辛苦を重ねている屯田兵やその家族達の実情を懇々と説明したところ特別に許可され、御神璽(御
神体)を奉じて帰道しおまつりされました。
そのゆかりある皇大神宮(内宮:天照大神)の撤却材を頂くことができたことは大変有難いことであり、当社
御祭神の御神威のさらなる発揚につながること祈り、旭川神社社殿の一部として使わせていただきます。
16日深夜より出発し、20日午後11時45分頃神社に帰ってきました。
殿内に搬入し、お祓いしました。
ご出向頂きました氏子総代有志の皆様には心から厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
おかげで楽しく旅行をさせていただきました。
翌21日、宮大工さんが神社を訪れ、ご用材等をご覧いただきました。
4月7日の祈年祭までに新たな御扉が出来上がる予定です。
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去る2月8日 旭川神社敬神婦人会結成五周年の奉告祭、記念式典並びに祝賀会を行いました
来賓として宮司をはじめ総代長、責任役員が出席。武田会長はじめ43名の会員が出席し盛大に開催され
ました。
午前10時より社殿にて奉告祭。引き続き社務所にて記念式典を行いました。
記念式典では国歌斉唱、敬神生活の綱領を唱和。会長挨拶の後、敬神婦人会より神社に対して
提灯の奉納がありました。毎年お正月、大祭時に飾らせていただきます。
その後、感謝状の贈呈、来賓祝辞の後閉会となりました。
引き続き総会を行い、年間の予算と事業計画を決定しました。
祝賀会では清興として婦人会役員がハンドベルの演奏を行いました。長期に亘り練習を重ねたことが実り
素晴らしい演奏となりました。
余興としてミスター『西垣』の手品があるなど大変盛り上がった祝賀会でした。
年間の事業としましては国旗小旗づくりや神社大祭装束の片付け、研修なども行っております。
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