10月18日 神前挙式がありました。
結婚されたお二人は、旭川神社 橘会のメンバーで
大変お世話になっている人です。
そんなお二人が神楽を通じて出会い、結ばれました。
これこそ御神縁だなぁと思います。
本当にうれしく、お二人の末永いお幸せを心から祈っております。
めでたい!
〈祢〉
去る10月11日午後7時より、神札撤下祭を斎行。
降っていた雨も祭儀の前には止み、何事もなく御神札を撤下しました。
当社では神棚の御神札は社頭に出す前に本殿外陣(神様が鎮まるお部屋の前室)に全て納め、1週間毎日御祈願を斎行します。その御祈願を終えると、本殿より撤下するのですが、毎年御奉仕頂いている有志の皆様にお集まり頂き、白丁(白い装束)を着て頂きます。そして、境内の明かりという明かりを全て消し、真っ暗の浄暗の中、本殿から御神札を納めた唐櫃(からひつ:木の箱)を担いで社務所まで撤下します。
天照皇大神宮(伊勢神宮の御神札:通称 お伊勢さん)の御神札は伊勢神宮で御祈願をうけ全国各社に送られます。
これから年末に向け、このお伊勢さんの御神札と旭川神社の御神札は各町内会や社頭を通じて頒布されます。(御神札 御守に 「売る・買う」という言葉は使いません)
神棚の御神札は天照皇大神宮と地域の神社の御札をまつるのが正式な形です。
去る9月27日 午後2時より抜穂祭を斎行いたしました。
春に御田植祭にて田植えをしました早苗もたわわに実り稲刈りのお祭りをいたしました。
当日は祭儀開始直前まで大雨と強風でしたが、
祭儀が始まるとピタッと雨は止み、時折晴れ間も見られるほどに回復しました。
おかげさまで無事抜穂祭を斎行する事ができました。
この抜穂祭は、古来 鋭利な刃物がない時代、稲を抜いて収穫していた故事にならい
現在でも抜穂祭として全国の神社で斎行されております。
御祭儀終了後には子供たち、神社役員の皆様に稲刈りを行って頂きました。
このお米は1年間毎朝、神饌米として1升ずつお供えします。
御奉仕頂きましたご来賓、神社役員委員をはじめ敬神婦人会の皆様、一般参列者の皆様に厚く御礼申し上げます。
僅かですが参加したお子さんには新嘗祭の後、お米をお送り致します。
早乙女が抜穂を行う間詠われる抜穂歌を紹介します
◎抜穂歌
東に望む 旭岳
秋空高し、旭川
みのり豊けき兵村の
今日はめでたい抜穂祭
神の恵みを かしこみて
乙女の鎌に八束穂を
かりて供ふる広前に
神楽賑はふ抜穂祭
瑞穂の国は麗しく
昔の手振り尊びて 黄金波打つ豊作の
感謝を篭めし抜穂祭
「頂きます」「ごちそうさま」の心、「おかげさま」の心、実りに感謝する心は「日本人の大切な心」です。
我々神職は農業に従事することはできませんが、その心を神事を通して次世代に伝えていく所存です。
〈祢〉
去る9月7日~9日 今年7月に発会した旭川神社むすひ会の第1回禊錬成旅行を実施しました。
今回は禰宜が修行させていただいた 伊勢の国一の宮 椿大神社(つばきおおかみやしろ)での禊、
そして伊勢神宮参拝でした。
参加者は禰宜、権禰宜、むすひ会会員6名。
椿大神社は猿田彦大神をまつる大本宮であり、地球上に生きとし生けるものの平安と幸福を招く「みちびき
の祖神」であります。
禊は御本殿横に流れる金龍明神の滝で行いました。
7日夕方、椿大神社に到着。正式参拝、境内散策を終えた後、禰宜様よりご講話いただきました。
その後、椿会館にて夕食を済ませ、禊を行うため社殿に向かいました。
禊を行う時には、小雨も止み、椿大神社の神職様に先導いただいて禊を終えました。
当日まで雨が何日も降り続いたことで滝の水が大変多く、充分注意して行うよう指示がありました。
翌朝も無事禊を行うことが出来ました。
その後、朝拝に参列し、心身共に清まった一同は伊勢に移動。神宮の外宮を参拝、せんぐう館を見学した
後、内宮を御垣内参拝・神楽殿にて御神楽を奉納し、おかげ横丁を散策しました。
その後、2泊目の宿泊地である志摩へ移動。
翌日は台風が通り過ぎ、快晴の中、真珠の取り出し体験を行いました。
大変充実した旅となり、来年も第2回錬成旅行として行う予定。
椿大神社では毎月11日に一般の方と共に禊を行っております。
現在は毎月150人の方が禊に来られるそうです。
是非、機会がありましたら御参拝下さい。
日本には「ついたちまいり」という風習があります。
正月の元旦をはじめとして毎月初めの1日に神社に参拝することを「おついたちまいり」と呼び、
神恩感謝の真心を捧げ、無事に過ごせた1か月への感謝と、新しい月の無病息災・家内安全・商売繁盛などを祈念し、益々大神様の御加護を頂けるようにお参りする古式ゆかしい習わしです。
当社も昔から毎月一日には朝早くから大変多くの方がお参りされます。
僅かですが、神前にお供えしたスルメ昆布を撤下品としてお持ち帰りいただいております。
朝にはなくなってしまうこともありますので、早めに御参拝下さい。
また午前7時より月次祭(つきなみさい)を斎行しております。
参列されたい方は午前6時55分までに神社社殿までお越しいただき、その旨お伝え下さい。
参列されている皆様は玉串料を御供えされます。玉串料はお志です。(のし袋の表書きは「玉串料」、下に氏名をご記入いただきお供え下さい)
月に一度、朝の神社の清々しい空気と月毎に変わる神社の杜の雰囲気にふれて下さい
〈祢〉
来たる9月2日、3日は境内に鎮座する八幡愛宕神社の例祭日です。
詳しくはこちらをご覧下さい
とくに2日の午後6時からのカラオケ大会は大変多くの方が来られます
生ビールや焼き鳥 ちゃんこなど出ますので是非、お越し下さい。
出店はなくなり次第終了となりますので御了承下さい。
〈祢〉
去る8月14日15日16日 神社で一番大きな行事である、年に一度の例大祭が斎行されました。
本年は御鎮座(神様がこの地にお鎮まりになる)123年です。123回目のお祭り。
14日は宵宮祭を斎行。御神輿に御霊代を奉載し、屯田みこし保存会が中心となって近隣の神輿会が参加し東本町を練り歩きました。子供みこしにも多くのお子さんが参加され、元気よく担ぎました。
翌15日は早朝本祭を斎行し、お供する祭典正副委員長をはじめ各地域の神社委員さんが装束を来て神幸式(氏子地域を神輿行列でまわる 本年は旭正・忠別・豊岡・東光地区をまわりました)に出発。車列19台での行列となりました。
13カ所の御旅所をまわり午後5時すぎ神社に到着。奉載した御霊代を本殿にお遷ししました。
日中境内では神楽殿にて呈茶席(お抹茶の)が設けられ、午前中だけでも150名以上がお越しいただきました。
翌16日は後日祭を斎行。旭川小学校体育館では恒例の「第43回祭典奉納少年剣道大会」が行われました。夜は神々の森コンサートを開演。神楽殿では旭川神社橘会「三条神楽」、大雪神楽会「松前神楽」を、社殿前では旭川中学校吹奏楽部の皆さんの演奏を行いました。今年も多くの参拝者が訪れ、境内は賑わっておりま した。
この例大祭に御奉賛、御奉仕頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。
〈祢〉