去る2月14日、15日の二日間に北海道の神職有志による第2回目の沖縄遺骨収集を実施しました。
今回は神職有志10名(私も含む)が参加。
場所は糸満市の新垣というところ。
ここは旭川で編成された歩兵第89連隊が玉砕終焉の地であり、そこにある連隊本部として使用された壕に
て遺骨収集を行いました。
壕内三カ所での遺骨収集にてビニール袋一つ分程の御遺骨と遺留品が収集されました。
その後、壕入口前にて参加者全員で大祓詞を奏上し、拝礼しました。
ゴミを捨てられていることに衝撃を受けました。
ゴミを片付け、その下から御遺骨が出てきました。
正面奥の穴から地上に向かって階段が出てきました。
壕には必ず出入り口が2つ以上あります。
片方から攻められても逃げられるからだそうです。
収集された御遺骨
御霊の御安鎮を祈り、大祓詞を奏上。
沖縄戦による戦死者は、沖縄県民に次いで北海道出身者が圧倒的に多く10085名。
今後も少しでも多く我が故郷の英霊の御遺骨を、太陽の下に出していく活動を行ってまいります。
〈祢〉