月別アーカイブ: 2016年10月

神嘗祭を斎行

10月17日は伊勢神宮神嘗祭の日です。
当社でもこの日に合わせて総代、顕勲神社役員が参列する中、毎年神嘗祭を斎行いたします。

祭儀の中で、先日の抜穂祭で収穫した稲穂を御神前にお供えしました。

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11月23日の新嘗祭には神饌田で穫れた神饌米を精米して御供えします。

そして宮司が祝詞を奏上。皇室のご繁栄と国家の安泰、五穀の豊穣、国民の平安をお祈りしました。

終了後 旭川神社例大祭、顕勲神社英霊祭の決算報告がありました。

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また15日には神饌田で刈りとられた稲穂の稲こぎがありました。
総代さん数名の方にお手伝い頂きました。 誠にありがとうございました。

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神札撤下祭

去る10月16日午後7時より、神札撤下祭を斎行。

当社では神棚の御神札は社頭に出す前に本殿外陣(神様が鎮まるお部屋の前室)に全て納め、1週間毎日御祈願を斎行します。その御祈願を終えると、本殿より撤下するのですが、毎年御奉仕頂いている有志の皆様にお集まり頂き、白丁(白い装束)を着て頂きます。そして、境内の明かりという明かりを全て消し、真っ暗の浄暗の中、本殿から御神札を納めた唐櫃(からひつ:木の箱)を担いで社務所まで撤下します。
天照皇大神宮(伊勢神宮の御神札:通称 お伊勢さん)の御神札は伊勢神宮で御祈願をうけ全国各社に送られます。

これから年末に向け、このお伊勢さんの御神札と旭川神社の御神札は各町内会や社頭を通じて頒布されます。ちなみに御神札 御守に 「売る・買う」という言葉は使いません
「授与する」「頒布する」 お守りを「お受けする」と言います

神棚の御神札は天照皇大神宮と地域の神社の御札をまつるのが正式な形です。

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〈祢〉

 

 

北海道神社廳神道行法錬成研修会に参加して参りました

去る9月26日、27日の1泊2日の日程で神社廳主催のみそぎの研修会に参加致しました。

当神社からはむすひ会(禊会)の会員6名も参加しました。

場所は余市の豊浜の海岸で行われました。

豊浜トンネルの事故から20年が経過し、慰霊の誠も捧げ、禊ぎを行って参りました。

綺麗な海で2日間とも晴天に恵まれ、清々しい研修会でした。

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〈祢〉

抜穂祭斎行

去る9月25日 午後2時より抜穂祭(ぬいぼさい)を斎行いたしました。
春に御田植祭にて田植えをしました早苗もたわわに実り稲刈りのお祭りをいたしました。

当日は秋晴れの中、無事抜穂祭を斎行する事ができました。

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この抜穂祭は、古来 鋭利な刃物がない時代、稲を抜いて収穫していた故事にならい
現在でも抜穂祭として全国の神社で斎行されております。

御祭儀終了後には子供たち、神社役員の皆様に稲刈りを行って頂きました。
このお米は1年間毎朝、神饌米として1升ずつお供えします。

御奉仕頂きましたご来賓、神社役員委員をはじめ敬神婦人会の皆様、一般参列者の皆様に厚く御礼申し上げます。

僅かですが参加したお子さんには新嘗祭の後、お米をお送り致します。

 

刈女が抜穂を行う間、詠われる抜穂歌を紹介します

◎抜穂歌

東に望む 旭岳
秋空高し、旭川
みのり豊けき兵村の
今日はめでたい抜穂祭

神の恵みを かしこみて
乙女の鎌に八束穂を
かりて供ふる広前に
神楽賑はふ抜穂祭

瑞穂の国は麗しく
昔の手振り尊びて 黄金波打つ豊作の
感謝を篭めし抜穂祭

 

「頂きます」「ごちそうさま」の心、「おかげさま」の心、実りに感謝する心は「日本人の大切な心」です。
我々神職は農業に従事することはできませんが、その心を神事を通して次世代に伝えていく所存です。