月別アーカイブ: 2013年6月

本日 茅の輪を作りました!!

明日は午後2時より 夏越の大祓を斎行いたします
大祓は私たちが常生活のなかで、知らず知らずに犯してしまった罪けがれを人形(ひとがた)に託して

250629.jpg

身体を清め、心新たに生活を営むべく、大きな力を得る大切な行事。特に六月の夏越の大祓では病気にかからず夏を元気に過ごせるよう、神職とともに境内に設けられた茅の輪をくぐり、半年の罪や穢れを祓う神事として斎行されます。

 

 

 

2506292.jpg

今日はその大祓でくぐる茅の輪を作りました
何とかできました。明日30日の設置します
くぐるのは2時からの大祓式の後からです
茅の輪由来は以下の通りです
茅の輪の由来は神代の昔、武塔(ぶとう)神”素戔嗚尊(すさのおのみこと)”が、南海の方へお出になる途中、ある所でお泊まりになろうとして、土民の蘇民将来(そみんしょうらい)、巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟に宿を求められました。

その時、弟の巨旦将来は裕福な身であったにもかかわらず宿を拒んだのに対し、兄の蘇民将来は、貧しい身であったが尊(みこと)をお泊めし、栗柄(がら)を以って座を設け、栗飯を饗して御待遇申し上げた。その後、年を経て尊は再び蘇民将来の家を訪れ、「もし天下に疫病・水難が流行した際には、ちがやを以って輪を作り、これを腰に付けておれば免れるであろう。」と教えられました。

2506293.jpg
この故事に基づき、蘇民将来と書いて、これを門口に張れば、災厄を免れるという信仰が生まれ、また祓の神事に茅輪を作ってこれをくぐり越えるようになったのです。

 

 

 

旭川神社 夏越の大祓
毎年6月30日 午後2時より斎行
御参拝いただいた方には茅の輪御守をお渡ししております
一年間玄関に飾り、無病息災をお祈り下さい

<祢>

 

鳥居に鴨が!!!!

御祈祷が終わり、神社からさがってくると
グワッ という鳴き声が
びっくりして上を見上げると 鳥居に鴨が・・・・
h25628as[1]
この堂々たる姿
鳥居に鴨。 建具の「鴨居」を思い出しました
どこからやって来たのか まだ境内をウロウロしてるかもしれません
お参りの際に グワッという声が聞こえるかもしれません
それと最近 エゾリスのクロちゃん(勝手に名付けました)も
境内でよく見かけます
参道を歩くのが楽しくなりました
〈祢〉

旭川神社 御田植祭斎行しました!!

去る6月2日(日)午前9時半より神社社殿にて早苗撤下祭を斎行。
引き続き 神社から少し離れた水田(以下神饌田)へ笛の音とともに参進し
御田植祭を斎行した。
この地域は屯田兵入植以来、稲作を中心として栄えてきた町。
先人達が鬱蒼とした原始林を一本一本大木を切り倒し、上川百万石の美田を
つくりあげた歴史を子供達や若者に知っていただく機会、一粒のお米の大切さを知る機会としても本年(御鎮座120
年)より斎行することにいたしました。
当日は晴天の中、神社よりお下げした早苗を早乙女奉仕者が持って、約15分かけて神饌田へ参進。
神饌田では御田植祭を斎行。田植歌にあわせて早乙女が一株一株田植えを行いました。

IMG_0247[1]IMG_0253[1]
IMG_0262[1]
IMG_0276[1]
IMG_0288[1]
IMG_0305[1]
IMG_0336[1]
IMG_0345[1]IMG_0356[1]
IMG_0365[1]
IMG_0362[1]
IMG_0372[1]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_0271[1]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祭儀終了後は旭川兵村記念館上田館長より「上川百万石の礎(東旭川の稲作の歴史)」について講話があり、この地域で発明された「たこ足(一度に多くの籾まきが可能な籾の直蒔(じかまき)機)」を実演しました。子供は30人ほど参加され、保護者の方々も大勢参加していただき、「やってみたい」という子供が多く、躊躇することなく裸足で水田に入り、興味津々な顔つきで教えてもらっていました。

引き続き、大人子供関係なく皆さん水田に入り、一株一株田植えを行っていました。参加した子供達からは「楽しかった」「稲刈りもしたい」という感想を多くもらいました。当初、子供達はきっとやりたがらないんじゃないかと考えていましたが、皆さん興味を持って体験していた姿を見て大人が勝手に子供のことを決めつけているんだなと反省いたしました。

この神饌田で稔った稲穂は秋の大祭新嘗祭に神社に奉納されます。
参加した皆さんと秋の収穫を共に喜びたいと思います。
今後も御田植祭を通じて少しでも米作りや地域の歴史に興味をもっていただけたらありがたいです。

〈祢〉